自動車保険とは?保障内容の解説と実際の保険を13個比較

「自動車保険ってどれを選んだらいいのかさっぱり……」

なんて人も多いのではないでしょうか?

自動車保険は、自動車に関する保険がいくつも組み合わされた商品のため、なかなか比較も難しいです。

そこで今回は、自動車保険の内容の解説や実際の自動車保険13個の比較をしてみました。

 





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自動車保険とは?

 

自動車保険は自動車に関する保険をひとまとめに指すもので、大きく分けて2つ、細かく分けると8つの保険があります。

まずは「強制保険」と「任意保険」に分けて説明します。

 

強制保険(自賠責保険)

 

強制保険はその名の通り、必ず契約しなければいけない保険です。

通称、自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)とも呼ばれるもので、保障内容は以下の通りです。

 

補償対象者の状態 補償額 補償対象
死亡 最大3000万円 他者(運転者と車の所有者以外)
ケガ 最大120万円
後遺障害 最大4000万円

 

強制保険では事故被害者への賠償を補償してくれます。

しかし、相手に高度障害などを負わせてしまった場合に億単位の賠償金請求が来る場合もあるので、強制保険だけでは補償額が足らないと考えるのが普通です。

 

そこで必要になってくるのが任意保険です。

 

任意保険

 

任意保険は、契約が必須ではなく、内容も自由に選べる保険です。

しかし、強制保険の保障内容を考慮すると任意保険も契約するべきでしょう。

 

任意保険では通常、以下の7つの保険が用意されています。

 

保険種別 内容
賠償責任保険 対人賠償保険 相手にケガを負わせたり、死亡させたりした場合の補償が自賠責保険だけでまかないきれないときに支払われる保険。
対物賠償保険 相手の車や構造物など、「物」に損害を与えた場合に支払われる保険。
傷害保険 搭乗者傷害保険 事故を起こした車に乗っている人全員に対して、ケガや死亡した場合に補償。
自損事故保険 自分の過失が100%相手のいない事故において、運転者のケガや死亡を補償。
無保険者傷害保険 相手が対人賠償保険に未加入だった場合に、自分の対人賠償保険の補償額の範囲内で代わりに補償。
人身傷害補償保険 搭乗者がケガや死亡した場合などに、実際の損害額が支払われる。
車両保険 自分の車の損傷や盗難を補償。

 

このうち、「対人賠償保険」が強制保険の足りない分を補う保険にあたります。

対人賠償保険の保険金の上限額は無制限に設定されている場合が多いです。

 

「搭乗者傷害保険」と「人身傷害補償保険」は保障内容に重複する部分があるため、契約の際はどちらかだけを選べば十分でしょう。

「車両保険」は、これを契約するだけで保険料がかなり上がります。

そのため、よほど高価な車を所有していないかぎりは契約しないほうが安上がりかもしれません。

 

ノンフリート等級について

 

自動車保険を契約する際に知っておきたいこととして「ノンフリート等級」があります。

1等級~20等級まであり、等級に応じて保険料が変わってくるのです。

 

初めて契約する場合は6等級(割引なし)から始まり、事故を起こさずに1年経過すると等級が上がります。

つまり、最短14年で20等級です。

20等級になると保険料がおよそ半分になります。

 

ただし事故を起こして保険金の請求をすると、1等級または3等級ダウンです。

請求しても等級が変わらないものもあります。

賠償額が小さいのであれば、下手に保険金請求して等級がダウンするよりも自腹で払ったほうが結果的に安上がりなるかもしれません。

なので、自動車事故を起こした場合は「請求したほうが本当にお得なのか?」を考え、安易に請求しないよう気をつけましょう。

 

自動車保険(任意保険)を選ぶポイント

 

保険会社によって保険料が異なるのはもちろん、保障内容の選び方でも保険料は大きく変わります。

そこで、保険料が大きく変わる3点についてご紹介します。

 

・年間走行距離

 

一部の自動車保険では、年間の走行距離に応じて保険料が変わります。

つまり、走った分だけ保険料を払えば良いというものです。

走行距離が短い方はこのような保険を選びましょう。

 

逆に年間走行距離が長い方はおすすめしません。

年間走行距離が短い人を安くするかわり、長い人の保険料を高くしているからです。

別の見方をすると、走行距離で保険料が変わらない自動車保険は、「定額で乗り放題」ということになります。

 

「どのくらい走るかなんて、1年経ってみないとわからない!」という方は、まず走行距離で保険料が変わる自動車保険を契約しましょう。

そして1年経ってから、走行距離をもとに保険を見直してみてください。

年間走行距離の区分が保険会社により異なるため一概には言えませんが、年間で1万㎞以上走る方は走行距離に依存しない自動車保険が良いかもしれません。

 

・車両保険

 

保険というのは、保障が充実しているほど万が一の時に安心ですが、それとともに保険料の負担も増えてしまいます。

ですのでお金に余裕がない方、とにかく保険料を安くしたい方は車両保険を外したほうが良いです。

中古の安い車であれば数万~数十万で買えます。

つまり、場合によっては修理代より新たに買ってしまったほうが安上がりになるのです。

 

もちろん高価な車、大切な車の場合は車両保険に入っておいたほうが安心でしょう。

しかし、事故を起こしやすい車種は保険料が高くなる傾向にあるので注意してください。

 

・運転する人の年齢と範囲

 

一般的に免許を取って間もない20代というのは、30代や40代と比べると事故率が高いです。

そのため、運転する人の年齢を「21歳以上」や「26歳以上」などと制限することで保険料を安くすることができます。

また年齢だけでなく、運転する人を「記名被保険者とその配偶者のみ」とすることでも保険料を安くできます。

 

まずは必要最低限の範囲で設定して、必要に応じて範囲を広げればよいでしょう。

 

実際の自動車保険一覧

 

それでは実際の自動車保険を13個見てみましょう。

インターネットで見積もりができる自動車保険だけを選びました。

 

※保険料例については記述がない限り、車種は「NBOX ワゴン660 G(平成29年9月、JF3)」、初度登録年月を平成30年6月、年間走行距離1万km、被保険者は30歳男性、東京都在住、ゴールド免許、補償範囲は記名被保険者かつ30歳以上(なければ26歳以上)のみ、車両保険なし、自動車保険は初めて契約、通勤・通学目的(片道30km)、各種割引適用、2018年6月時点で計算。

保障内容 特則・特約 保険料例※ 備考
ソニー損保 対人賠償
対物賠償(対物超過修理費用)
人身傷害
搭乗者傷害
車両保険
新車買替特約
事故時レンタカー費用特約
車内身の回り品特約
弁護士特約
個人賠償特約
おりても特約
ファミリーバイク特約
37,630 円/年

・内訳
対人賠償(無制限)
対物賠償(無制限)
人身傷害(車内のみ、3000万円)
無保険車傷害(無制限)

インターネット割引1万円
証券ペーパーレス割引500円
アクサダイレクト 対人賠償
対物賠償
自損事故
無保険車傷害
搭乗者傷害
車両保険
対物全損時修理差額費用補償特約
人身傷害補償特約
地震・噴火・津波危険『車両全損時一時金』特約
他者運転危険補償特約(自動セット)
弁護士費用等補償特約
ファミリーバイク特約
アクサ安心プラス
運転者年齢条件特約
運転者限定特約
車対車免ゼロ特約
身の回り品保険金
34,060円/円

・内訳
対人賠償保険(無制限)
対物賠償保険(無制限)
自損事故保険
無保険車傷害保険(2億円)
人身傷害補償特約(3000万円)
運転者限定特約(家族型)
AXAプレミアムロードサービス
車種はタントで計算

インターネット割引最大2万円
おとなの自動車保険 対人賠償
対物賠償
人身傷害
車両保険
無保険車傷害特約
自損事故傷害特約
他者運転特約
被害者救済費用特約
搭乗者傷害特約
車両無過失事故に関する特約
ロードアシスタンス特約
弁護士費用特約
自転車傷害特約
個人賠償責任特約
ファミリーバイク特約
車両身の回り品補償
対物全損時修理差額費用特約
人身家族おもいやり特約
車両全損修理時特約
事故時代車費用特約
車両新価特約
車両無過失事故に関する特約
59,350円/年

 

・内訳
対人賠償(無制限)
艇物賠償(無制限)
無保険車傷害(無制限)
他者運転特約
被害者救済費用特約
人身傷害(車内のみ、3000万円)
対物全損時修理差額費用特約
ロードアシスタンス特約
ALSOK事故現場安心サポート
早割50日前

40代・50代の保険料が割安に設定されている
SBI損保 対人賠償
対物賠償
人身傷害
搭乗者傷害
自損事故
無保険車傷害
車両保険
全損時諸費用保険金特約
自宅・車庫等修理費用補償特約
弁護士費用等補償特約
個人賠償責任危険補償特約
ファミリーバイク特約
自転車事故補償特約
車内外身の回り品補償特約
27,150円/年

・内訳
対人賠償(無制限)
対物賠償(無制限)
他の自動車運転危険補償特約
被害者救済費用等補償特約
人身傷害補償保険(自動車事故補償、3000万円)
無保険車傷害(2億円)
自損事故1500万円
26歳以上補償

インターネットからの申し込みで最大10,500円割引
イーデザイン損保 対人賠償
対物賠償
人身傷害
搭乗者傷害
無保険車事故傷害
自損事故傷害
車両保険
弁護士費用等補償保険
他者運転危険補償保険
対物超過修理費用補償補償特約
入院時諸費用特約
育英費用特約
女性のお顔手術費用特約
車両全損時諸費用特約
車両新価保険特約
事故時レンタカー費用特約
車載身の回り品補償特約
ファミリーバイク特約
34,040円/年

・内訳
対人賠償(無制限)
対物賠償(無制限)
対物超過修理費用補償特約(1台ににつき50万円)
人身傷害補償保険(搭乗中のみ、3000万円)
無保険車事故傷害保険(2億円)
弁護士費用等補償保険(300万円)
他車運転危険補償保険

インターネット割引1万円

「無事故割引」・「継続割引」などあり

三井ダイレクト損保 対人賠償
対物賠償
人身傷害
搭乗者傷害
車両保険
無保険車傷害特約
自損事故傷害特約
レンタカー費用特約
38,510円/円

・内訳
対人賠償(無制限)
対物賠償(無制限)
対物超過修理費用補償特約
他者運転特約
人身傷害保険 (3000万円)
無保険車傷害特約(2億円)
被害者救済費用特約
26歳以上補償
本人限定特約

インターネット割引最大10500円

走行距離によって保険料が変わらないため、長距離を運転する阿合におすすめ

スーパー自動車保険(チューリッヒ保険) 対人賠償
対物賠償
人身傷害
搭乗者傷害
車両保険
対物超過特約
人身傷害(搭乗中のみ補償)特約
無保険車傷害特約
車内身の回り品特約
代車提供特約
免責ゼロ特約
地震等による車両全損一時金特約
傷害特約
原付特約
弁護士費用等特約
個人賠償責任補償特約
ファミリーケア特別見舞金特約
地震等による死亡一時金特約
-(見積もり時に個人情報が必要のため省略) 「スーパー自動車保険」よりも保険料を安くできる「ネット専用自動車保険」もある
個人用自動車保険『THE クルマの保険』 対人賠償
対物賠償
人身傷害
無保険車傷害
自損事故傷害
車両保険
被害者救済費用特約
対物全損時修理差額費用特約
人身傷害車外事故特約
人身傷害入院時諸費用特約
人身傷害死亡・後遺障害定額給付金特約
車対車自己負担なし特約
全損時諸費用再取得時倍額特約
代車費用特約
地震・噴火・津波車両全損時一時金特約
個人賠償責任特約
ロードアシスタンス特約
ファミリーバイク特約
車両積載動産特約
弁護士費用特約
ドラレコ特約
47,260円/年

・内訳
対人賠償(無制限)
対物賠償(無制限)
被害者救済費用特約
対物全損時修理差額費用特約
人身傷害(3000万円)

スマホアプリで保険料が安くなる可能性あり
トータルアシスト自動車保険(総合自動車保険) 対人賠償
対物賠償
人身傷害
車両保険
人身傷害の他車搭乗中および車外自動車事故補償特約
対物超過修理費特約
車両全損時諸費用補償特約
車両全損時諸費用保険金倍額払特約
弁護士費用特約
入院時選べるアシスト特約
レンタカー費用等補償特約(事故時30日)
車両新価保険特約
地震・噴火・津波危険車両全損時一時金特約
車両無過失事故に関する特約
ドライブエージェント パーソナル特約
ファミリーバイク特約
他車運転危険補償特約
車内携行品補償特約
53,930円

・内訳
対人賠償(無制限)
対物賠償(無制限)
対物超過修理費特約
人身傷害保険(搭乗中のみ、3000万円)
・以下4つは自動付帯
事故防止アシスト
メディカルアシスト
事故現場アシスト
ロードアシスト

この他にも条件によっては「もらい事故アシスト」、「入院時選べるアシスト」、「レンタカー等諸費用アシスト」を選べる
セコム安心マイカー保険 対人賠償
対物賠償
搭乗者傷害
人身傷害
車両保険
自損事故傷害特約
無保険車事故傷害特約
対物超過修理費用特約
人身傷害の自動車事故特約
弁護士費用特約
ファミリーバイク特約
個人賠償責任補償特約
高齢運転者対象外特約
運転者限定特約
車両全損時臨時費用特約
車両超過修理費用特約
代車等セット特約(代車費用特約、事故付随費用特約、身の回り品補償特約)
34,430円/年

・内訳
対人賠償(無制限)
対物賠償(無制限、対物免責金額3万円)
対物超過修理費用特約
自損事故傷害特約(1500万円)
無保険車事故傷害特約(無制限)
人身傷害(3000万円)

そんぽ24 対人賠償
対物賠償
搭乗者傷害
無保険車傷害
人身傷害
車両保険
対物超過修理費用補償特約
個人賠償責任特約
弁護士費用等補償特約
ファミリーバイク特約
身の回り品補償特約
代車費用補償特約
他者運転危険補償特約
42,860円/年

・内訳
対人賠償(無制限)
対物賠償(無制限)
対物超過修理費用補償特約 (50万円)
人身傷害(搭乗中のみ、3000万円)
無保険車傷害(2億円)
他車運転危険補償特約

1DAY保険 対人賠償
対物賠償
車両復旧費用保険
対物超過修理費用補償特約
搭乗者傷害(入通院/2区分)特約
搭乗者傷害(死亡・後遺障害)特約
自損傷害保険
車内手荷物等特約
500円/24時間(Aプラン)

・内訳
対人賠償
対物賠償
対物超過修理費用補償特約
搭乗者傷害(入通院/2区分)特約
搭乗者傷害(死亡・後遺障害)特約
自損傷害保険

セブン‐イレブンのマルチコピー機で手続き可能
ちょいのり保険(1日自動車保険) 対人賠償
対物賠償
ロードアシスト
事故現場アシスト
対物超過修理費特約
搭乗者傷害特約(一時金払)
自損事故傷害特約
借用自動車の復旧費用補償特約
弁護士費用特約
臨時被保険者に関する特約
500円/24時間
(車両補償なしプラン)・内訳
対人賠償(無制限)
対物賠償(無制限)
対物超過修理費特約(限度額50万円)
搭乗者傷害特約(一時金払)1,000万円(一時金10万円)
自損事故傷害特約
ロードアシスト
事故現場アシスト
スマートフォンだけで申し込みが可能

 

完全に同じ保障内容での比較ではないため確実なことは言えませんが、保険料だけ見ると30歳の場合はSBI損保が安いですね。

「おとなの自動車保険」は40代~50代の方だともっと安くなると思われます。

また、今回は年間走行距離を1万kmとして計算しています。

年間走行距離が3000km以下だと一部の自動車保険ではかなり安くなるでしょう。

 

諸事情により1日だけ車を運転する場合は1日自動車保険がおすすめです。

 

最後に

 

自動車保険は、自動車事故を起こした場合の損害を補償してくれる保険です。

死亡者が出るような重大な事故を起こした場合は億単位の損害賠償請求が来ることもあるので、任意保険もきちんと契約しておきましょう。

 

自動車保険をなかなか決められないということでしたら、一括で見積もりをしてみてはどうでしょうか?

 

 




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