家財保険とは?特徴や補償対象について
「家財保険って何?火災保険とどう違うの?」
建物を対象とした保険として、まず火災保険や家財保険といったものが出てくるかと思います。
そして意外と知られていないのが火災保険と家財保険の違い。
今回はそんな家財保険についてご紹介したいと思います。
家財保険とは
家財保険は、建物内にある家財を保障対象とした保険です。
特定の理由により家財が破損等した場合に補償金が支払われます。
火災保険は建物または家財、およびその両方を保障対象とする保険の総称です。
このうち「家財のみ補償してくれる保険」が家財保険と呼ばれています。
家財のみなので、賃貸に住まわれる場合に契約することの多い保険です。
家財保険で保障されるケース
例として「THE 家財の保険」で補償されるケースを見てみましょう。
- 火災
- 落雷
- 破裂・爆発
- 風災・雹災・雪災
- 水災
- 建物外部からの物体の落下・飛来・衝突など
- 漏水などによる水濡れ
- 騒擾・集団行動等に伴う暴力行為
- 盗難による盗取・損傷・汚損
- 不測かつ突発的な事故(破損・汚損など)
以上が家財の補償が受けられるおもなケースです。
この他にも借家人賠償責任補償や各種費用の補償などがあります。
ただし、地震や噴火、津波による家財の損害は補償されないので注意してください。
こちらについては地震保険をセットする必要があります。
また建物内にある家具家電などは補償対象になりますが、例外もあります。
契約内容によって異なりますが、家財を敷地の外に持ち出したときの破損は補償されません。
生き物や電子データなどは、建物内にあっても保障対象外です。
実際の家財保険
インターネットで調べて見つけた8つの家財保険をまとめました。
保険料の例などが明記されていない場合などがあったため、詳細な比較は省略しています。
賃貸入居者専用「くらし安心総合保険(リビングサポート保険)」
家財保険を検討するにあたり、補償額をどのくらいに設定するべきか悩みますよね。
実際にすべての家財の価格を調べたほうが確実ですが、かなりの手間がかかります。
そこで各Webページには、どの程度の保障額にするべきかの目安が書かれている場合が多いです。
例として単身世帯であれば、年齢にかかわらず保障額は300万円程度。
夫婦2人でも年齢によっては1000万円以上になる場合もあります。
万が良い血のときにお金が足りないという事態を避けるためにも、補償額は余裕をもって設定することをおすすめします。
まとめ
家財保険は火災保険の一種で、家財のみが補償対象です。
火災に限らず破損した場合は、多くのケースで補償されます。
地震の場合は補償対象外なので、家財保険を検討する際は注意しましょう。
もしご自身で最適な保険やプランを決められないということでしたら、保険のプロであるFPに相談してみてはどうでしょうか?
こちらの都合に合わせて無料で相談にのってくれるので、一度試してみることをおすすめします。
ただし、家財保険のような損害保険のみの相談は受け付けていないようなので注意してください。