保険会社の仕組:責任準備金と生命保険契約者保護機構とは?

「保険会社って、経営破綻とかしないの?」

保険を契約する側としては気になる疑問ですよね。

結論から言うと、生命保険契約者保護機構というものがあるので、保険会社が経営破綻しても契約者は無負担あるいは多少の負担で保険を継続することができます。

 

この仕組みに関する知識として、責任準備金と生命保険契約者保護機構についてご紹介します。

責任準備金とは?

 

まず、責任準備金についてです。

これは将来の保険金支払いのために保険会社が積み立てている資金です。

この責任準備金が不足していると、保険金の支払いが滞ってしまい、経営破綻となってしまう恐れがあります。

 

純保険料と付加保険料

 

保険会社から見ると、保険料は「純保険料」と「付加保険料」の2つで構成されています。

純保険料は先ほど説明した責任準備金にあたる部分です。

付加保険料は保険会社が運営するのに必要なお金で、いわゆる「手数料」に相当します。

 

責任準備金の積立には2通りの方法がある

 

保険契約者が払う保険料の「純保険料」と「付加保険料」の割合の決め方には2通りの方法があります。

 

平準純保険料式

 

契約当初から一定の割合で純保険料と付加保険料を支払ってもらう方式です。

保険業法の第69条にもこの方式について言及されており、基本的には平準純保険料式で積み立てることになっています。

 

チルメル式

 

実は平準純保険料式では初年度のみにかかる費用などを一切考慮していないため、経営が苦しい保険会社にとってはあまりやりたくない方式なのです。

そのためチルメル式では、初年度のみ付加保険料の割合を増やし、その代わり2年目以降は平準純保険料式よりも付加保険料の割合を抑える方式です。

支払われた純保険料と付加保険料の割合が平準純保険料式と同じになると、以後は平準純保険料式と同様に積み立てられます。

これは「チルメル式責任準備金」とも呼ばれます。

 

保険の種類によって積み立て方が違う?

例えば終身タイプの生命保険のように、確実に保険金(または解約返戻金)を支払わなければいけない場合は、保険料の払い込みと同様に責任準備金も増えていきます。

 

しかし定期保険の場合は、保険期間の中間地点付近で責任準備金が最大になり、保険期間の満了時にはゼロになります。

定期保険は保障期間が定まっているため、保険金が支払われるとは限りません。

そして保険期間の後半は、満期に近づくにつれて保険金支払いの可能性が減少するため、責任準備金も減っていくという仕組みです。

 

責任準備金が足らずに保険会社が経営破綻したら?

 

実は生命保険会社が経営破綻したときに備えて、生命保険契約者保護機構というものがあります。

この保護機構により、保険契約が維持されます。

詳しくは以下の記事を参考にしてください。

 

生命保険会社が経営破綻しても安心?セーフティネットとは?

 

まとめ

契約者からすると責任準備金という言葉は、もしかしたら全く縁がないかもしれません。

ですが、保険という「高額な買い物」をしている以上、どういう仕組みで保険が成り立っているのかは知っておくべきでしょう。

 

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