家族定期保険特約とは?特徴や注意点について
家族定期保険特約を知っていますか?
保険契約のオプションとして、家族にも定期保険を契約できる特約です。
今回はこの特約について解説します。
家族定期保険特約とは
特約として、被保険者の家族(配偶者、子)も定期保険に加入できるものです。
つまり、1つの契約で家族全員が保険に入れます。
種類としては特約の対象として配偶者のみ、子どものみ、配偶者と子どもの両方の3パターンがあります。
定期保険および定期保険特約についてはこちらへ。
家族定期保険特約を付ける際の注意点としては、あくまでも特約なので主契約の被保険者が亡くなった場合は特約もなくなります。
確実に家族の保障を受けるにはやはり個別に保険契約をするべきでしょう。
また、一般的に定期保険と言えば死亡保険ですが、医療保険の場合もあります。
この場合、家族が入院などすると入院給付金などを受け取れますが、給付額は主契約の被保険者と比較して低くなります。
家族定期保険特約は付けるべき?
個人的な意見としては家族定期保険特約はおすすめしません。
ご自身に万が一のことがあった後の家族の生活を考えるのであれば、やはり個別に保険契約を結ぶか別の保険に入るべきです。
そもそも家族定期保険特約を付けられる保険が少ないので、付けている方もごく少数と推測されます。
もし別の保険を選ぶとしたら、収入保障保険が最適でしょう。
保障期間内に被保険者が亡くなった場合、家族に年金形式で保険金が支払われます。
これとあわせて終身保険を契約しておけば大丈夫でしょう。
この組み合わせなら、終身保険で死亡保険金を確実に受け取り、収入保障保険で家族の生活費を保障できます。
このような契約の仕方のほうがより家族のことを考えていると思います。
また、家族ではなく子に対してであれば学資保険もおすすめです。
これは子どもの教育資金を準備するための、貯蓄性の高い保険ですが、子どもの死亡保障や、契約者である親が亡くなった場合は以後の保険料が免除されます。
育英年金を追加すると親が亡くなった後は年金形式で保険金を受け取れます。
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もし家族定期保険特約を付けている方がいたら、保険の見直しを検討してみてはどうでしょうか?
まとめ
家族定期保険特約は、死亡保険であれば自分より先に配偶者や子どもが亡くなる場合に備えた特約と言えます。
通常、定期保険は比較的保険料の安い保険ですが、収入保障保険の方がさらに割安です。